ISO22000:2005

2016年12月20日

ISO22000:2005と言ってもふつうはなんのこっちゃと思われるはずです。
ISO9001:2008(JISQ9001:2008) 品質マネジメントシステム
ISO14001:2004(JISQ14001:2004) 環境マネジメントシステム
ISO27001:2005(JISQ27001:2007) 情報セキュリティマネジメントシステム
はかなり知られていますが、ISO22000は100%日本工業規格に収録されないため、あまり知られていません。
ISO22000:2005 Food safty management sysytems-Requirements for any organization in the food chain
(食品マネジメントシステム:最初の生産から最後の流通まで食品を扱うあらゆる組織に対する要求事項)
でありISO22000=HACCP+ISO9001という構成をとる、食品を扱う際には最低限順守するべき事項が記載されています。全部とは言いませんが、ほかのISOはほぼすべてJIS化されていますがISO22000は日本農林規格(JAS)を制定する機関はISOの日本の窓口であるJISC「日本工業標準調査会」ではないため、ISOを取り込むことができないんです。各国におけるISO(the International Orgazination for Standardization)の窓口は1か所に限定されていることからこのようなことが起こります。JISCは「工業標準化法」に基づき設置されているため、管轄は「経済産業省と国土交通省」になります。これに比べてJASは「農林水産省と厚生労働省」が主な管轄となりますから取り込めないらしいのです。
最近、某ケーキショップで思わず「それは食品事故になるだろう」という例を見てしまったので急きょISO22000を眺めることにしました。私、食品衛生法について教えを乞うために「霞が関」にある「厚生労働省」に行ったことがありますから、食品衛生について無知ではないんですね。それにしてもISOの規格文書ってむちゃくちゃ高いんですよ。日本規格協会が販売していますが、JISは自由に著作権を利用できるようにしているのに対して、ISOは著作権を主張しています。このためISO22000は12000円します。ISOのホームページでもよく似た値段(128スイスフラン≒12,800円)です。とこんなことを言っているのはISO22000による認証を受ける場合は「最新の規格票」を備えるように要求されれるためで、読まなくても、いや、読めなくても買わないといけないんですよね。