経営コンサルティング事業

売上を考える(2) ポーター先生に聞いてみましょう

事業戦略を検討する場合であっても、マーケティング活動を考えるにしても、創業当初の経営計画策定時においては従来の自分の経験や特性の中で「何を提供できるのか」を決めています。少なくとも事業を始めることそれ自体を目的とする事は余りないと思われます...
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売上を考える(1) 売上は会計だけのの問題ではないのです。

お金にまつわる事項で自分の意図通りにならないものの筆頭格が売上の確保です。財やサービスを売るか否かの自由は売手にありますが、買うか買わないかは買手の自由です。このため事業計画において一番難しい項目は販売計画となります。付け加えるならば、顧問...
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マイナンバー対策を考える(11) ISO27001入門 (3)

ISO27001は6.1.2情報セキュリティリスクアセスメントを要求します。この項目はISO9001 やISO14001に規定されていることではなくISMS独特の項目です。次の事項を含む情報セキュリティリスクアセスメントのプロセスを決めて適...
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マイナンバー対策を考える(10) ISO27001入門 (2)

ISMSを構築するにあたり、ISO27001の規格条項6は「計画」となっていますので、PDCAサイクルの最初がここなります。なお、ISOのマネジメントシステム規格と呼ばれるISO9000シリーズやISO14000シリーズでも、規格としては「...
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マイナンバー対策を考える(9) ISO27001入門 (1)

マイナンバーを取り扱うのに重要な点は、マイナンバーを漏洩させないことによって安心してマイナンバーを収集するということにあります。この為、個人事業主や法人を問わずマイナンバーを収集する民間事業者に対しては、マイナンバーガイドラインによって「安...
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「孫子」を読む(19) 「組織は戦略に従う」

孫子勢篇第五に、「紛紛紜紜、闘乱而不可乱也。渾渾沌沌、形円而不可敗也。」という文が出てきます。現代語訳では「戦闘が喧噪とどよめきの坩堝と化し、乱戦状態に陥っても「組織・編制(分数)と通信機能(形名)がしっかりしておれば乱れることはない。また...
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「孫子」を読む(18) 「いけ、いけ、今だ!」

孫子勢篇第五では「善戦者、善勢険、其節短」、現代語訳では「戦いの本質をよく弁えたものは、抵抗することを能わざる衝撃力を絶妙のタイミングにおいて投じるのである。」とあります。ここで目に行くのは「絶妙のタイミングにおいて投じる」ことになろうかと...
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「孫子」を読む(17) 「経営は臨機応変や!」

孫子勢篇第五には「戦勢不過奇正、奇正之変、不可勝窮也。」とあります。「戦いには正(=敵を食い止める直接的な力)と奇(=敵の意表を衝く間接的な力)の二つの力が存在するにすぎないが、その組み合わせによる変化は無限であり、常人の精神をもってしては...
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「孫子」を読む(16) 以正合、以奇勝。

孫子勢篇第五は「凡戦者、以正合、以奇勝。(中略)戦勢不過奇正、奇正之変、不可勝窮也。」という言葉が出ます。現代語訳では「凡そ戦闘は、正攻法で敵を食い止める直接的な力をもって構成し、勝敗は敵の意表をつく間接的な力を持って決せなければならない。...