経営コンサルティング事業

マイナンバー対策を考える(8) やはり民間はセキュリティマネジメント

前に触れました通り、社会保険と税の一体改革に伴って導入されるマイナンバー制度は官と民に温度差があります。また、温度差があるところに日本年金機構から一部の年金加入者のある種の情報が流出し、日本年金機構の対応がお粗末であるという、情報セキュリテ...
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マイナンバー対策を考える(7) 個人情報の特定

社会保険と税の一体改革のために付されるマイナンバーに関連していえば、税の分野では少なくとも一つ、社会保険分野では少なくとも2つの番号があります。 それぞれ KSK整理番号:申告書などで現れる8ケタの番号です。税務署毎に9999万9999件の...
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マイナンバー対策を考える(6) ガイドラインを読む(2) 個人情報の提供と管理

では、マイナンバーの提供を求める必要があるのはどのようなときか、また何をしなければならないのかを検討します。ガイドラインによれば、一般事業者がマイナンバーを収集するのは、以下のものが例示されています。 給与の源泉徴収事務 扶養控除等申告書の...
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マイナンバー対策を考える(5) ガイドラインを読む(1)

マイナンバー対策を考える上で避けて通れないアイテムが、特定個人情報保護委員会が定める、特定個人情報(=マイナンバーと個人情報が紐づいた情報)の適正な取扱いについての具体的な指針を定める『特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン』です。...
経営論コラム

マイナンバー対策を考える(4) 官の論理・民の気持ち

私ごとですが2015年6月4日日に開催された近畿税理士会門真支部定時総会終了時を以って、門真支部業務対策委員長を仰せつかりました。マイナンバー対応は業務対策委員会の所轄となっています。また、マイナンバーは近い将来全国民の端末とインターネット...
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マイナンバー対策を考える(3) 適用範囲を考える

マイナンバー対策を考える上での重要なポイントは、「マイナンバーは人に使われるためにある」ということです。プライバシー情報だから公開なんてもってのほかであるという意見が出たとしても、集める必要が義務付けられることになります。しかし、マイナンバ...
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マイナンバー対策を考える(2) まさか年金データが漏れるとは

本日2015年6月1日は日本年金機構が記者会見で「最大125万件の年金データが流出した」と発表しました。まさかとは思いますがこれはマイナンバー制度をつぶす目的で日本年金機構が抵抗しているのでしょうか。もともと、必要な社会保険料の徴収と税額補...
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マイナンバー対策を考える(1) マイナンバー対応の問題点 

顧問先の経理担当者に国税庁が発行するマイナンバーに関する「社会保障・税番号制度の早わかり」チラシをお見せしたところ、「先生わかるように解説してください」といわれました。ということで解説を試みようと思います。 マイナンバー対策については政府広...
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近畿日本鉄道を題材にM&Aを考える (7)-『経営者を信じてこの金融には応じて良いと考える』

大阪電気軌道・参宮急行電鉄が名古屋に行くにあたり、伊勢電気鉄道が立ちはだかります。伊勢電気鉄道は地元の名士が設立した企業で、関西系の大阪電気軌道と合併して名古屋に向かうという選択肢はありません。さらに伊勢電気鉄道は名古屋でなく宇治山田への建...