経営論コラム創業者はニーズではなくシーズが出発点です(1) 創業時に「創業者は本業に集中して付随業務はアウトソーシングしましょう」という広告を見かけることはあると思います。すべてのことを自分でやることは不可能であるため付随業務のアウトソーシングは検討に値します。この点、『事業システム戦略』第5章は、...2017.06.16経営論コラム経営コンサルティング事業
経営コンサルティング事業経営者向け「孫子」入門(13) 事業システムとは… 孫子軍形篇第四の中に、「見勝不過衆人之所知、非善之善者也。」という一文があります。読み下し文では「勝を見ること、衆人の知るところに過ぎざるは、善の善なる者に非ざるなり」となります。戦いの第一人者は凡人が予測しうるような作戦計画は企てないとい...2016.04.03経営コンサルティング事業経営論コラム
経営コンサルティング事業経営者向け「孫子」入門(11) 謀を伐つ 孫子第三編の中に、「故上兵伐謀。」という一文があります。読み下し文では「故に上兵は謀を伐つ」となります。兵法書としては意外に感じるかもしれませんが、「戦争において最善の方策は、敵の企図・政戦略を無力化する」といいます。これに続く発言は「戦争...2016.03.21経営コンサルティング事業経営論コラム
経営論コラム事業システム戦略論が難しい理由(5) 学際的だから 『事業システム戦略』を紐解きますと、事業システム戦略論の背景となる学問的知見にはミクロ経済学、社会学、心理学、工学の4つの学問領域があることがわかります。小室直樹博士の見解に従えば人文科学および社会科学の学問領域において「科学的」であるのは...2013.03.18経営論コラム経営コンサルティング事業
経営コンサルティング事業事業システム論が難しい理由(1) 理論だから 加護野忠男・井上達彦先生の著書『事業システム戦略』を用いて経営戦略論を語っていますが、この書物のまとめであり難しさを示す箇所が第4章「事業システムの理論的枠組み」です。事業システム、理論、枠組み、と難しい要素が3件もあります。この箇所をもっ...2013.02.08経営コンサルティング事業経営論コラム
経営コンサルティング事業The Great Marianas Turkey Shoot システムをめぐる派手な戦い解題(5) 1. いかにして帝国海軍は「七面鳥」になったのか 1941年12月8日の時点で世界最強の空母機動部隊「第一航空艦隊」を持っていた帝国海軍は1944年6月20日の時点では「七面鳥」になっていました。このことを理解するに当たり、「空母機...2013.01.05経営コンサルティング事業経営論コラム
経営コンサルティング事業システムをめぐる派手な競争 解題(1) 1.なぜ「マリアナ諸島をめぐる戦い」なのか 本コラムは、加護野忠男・井上達彦著『事業システム戦略』を読むことを唯一の目的とし、戦争について何か意見をしようとしているものではありません。ただ当該書籍の序章に「事業システムの博物学」として、事...2012.09.18経営コンサルティング事業経営論コラム